仲介手数料に対して交渉はできる？
不動産は高い買い物ですので、不動産会社に支払う仲介手数料の金額もまとまった金額になるでしょう。
そこで今回は、「仲介手数料に対して交渉はできるのか」を徹底検証しました。
▼仲介手数料の交渉は可能
結論から言うと、仲介手数料の交渉は可能です。
■仲介手数料を決める法律
不動産の売買に伴って発生する仲介手数料は、宅地建物取引業法において定められています。
取引物件の価格ごとに計算式が決まっており、これを元に仲介手数料を算出する仕組みです。
▼仲介手数料の交渉が可能な理由
先に「仲介手数料の交渉は可能」とご説明しましたが、これには根拠があります。
宅地建物取引業法の中には、仲介手数料の計算式が記されているため、明確な金額が出るのは間違いありません。
ただし、「この仲介手数料を払うこと」とは定めていないのです。
宅地建物取引業法によれば、仲介手数料は「請求して当然」のお金ではなく、「依頼者と協議をして決める事項」としています。
もし、不動産売買の過程で不動産会社に対して不満を覚えた場合には、値引きの交渉をしてよいのではないでしょうか。
■上限額まで払うかは対応次第
例えば、古い家や浸水の被害が考えられるといった条件の悪い不動産の売却を依頼した場合に、不動産会社のスタッフが非常に頑張ってくれたとします。
そのおかげで無事に買い手が見つかったなら、仲介手数料の上限額いっぱいまで払ってもいいという気になるのではないでしょうか。
一方で売れるように積極的に活動してくれなかったり、対応に満足しなかった場合には、交渉して値引きしてもらうといいでしょう。
▼まとめ
仲介手数料は示された分を払うものではないため、交渉によって値引きが可能です。
払ってもいいと思える場合でなければ、交渉して少しでも安くしたいものですね。
枚方市を拠点とする弊社では、不動産の買取および販売など、幅広く対応しております。
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